おはようございます。
こんにちは。こんばんは。
のんと申します。
今回は法的三段論法の一段目、
条文と趣旨規範の覚え方と
その重要性について、
私なりの見解を
述べてみたいと思います。
法的三段論法の重要性については、
こちらの投稿を
ご覧になってください。
私が合格できたのは、
条文の摘示を誤らなかったことが
大きいと思います。
また、趣旨規範も法的三段論法に
欠かせない部分なので、
意識して論述できたことも
合格へ近づいた要因かなと
思います。
以下では、主に条文と趣旨規範の
覚え方について
解説していきます。
その間に条文と趣旨規範の重要性について
触れていきたいと思います。
それでは、行ってみましょう!
第1 条文の覚え方
まず、条文の覚え方からです。
これは単純で面倒な作業ですが、
勉強していて、条文が出てきたら
一々六法で確認することです。
なぜ、条文を引くことが
こんなにも重要と言っているか、
その理由をお伝えします。
条文を引くという行為は、
法的三段論法の大前提にあたる
ものであるからです。
つまり、条文がないと、
要件と効果が摘示できず、
法的三段論法を用いた論述が
始まらないのです。
法的三段論法の重要性については、
上記の記事でお伝えした通りです。
これです ↓
根拠条文の摘示を飛ばして、
論点のみに飛びつくような答案では
良い点は取れません。
実際に、採点実感を読んでも、
条文の摘示を行って
論述している答案は、
優秀答案とされています。
この記事を読んだあなたは、
今からでも、根拠条文の意識を高めて、
六法を引きながら勉強するという
癖をつけていきましょう。
第2 趣旨規範の覚え方
まず、
なぜ、趣旨規範を覚えなければならないのか
理由は条文を覚えなければならないのと
同じです。
つまり、
法的三段論法の大前提にあたるからです。
法的三段論法なくしては
法律家の文章は書けません。
また、制度の趣旨に照らして
条文を解釈する答案は、
一定の評価が与えられると、
採点実感にも記載があります。
では、どうやって、趣旨を覚えるのか。
方法としては、
①基本書を参照して趣旨を理解する
②予備校の趣旨規範本を利用して覚える
の2種類あると考えられます。
①の長所は、基本書に書いてあることを
理解することになりますから、
趣旨を深く勉強することができる点です。
短所は、時間がかかる点です。
②の長所は、時短ができる点です。
短所は、深い理解に至らないことがある
という点です。
私見としては、初学者のうちは、
予備校の趣旨規範本の理解で足りる
と思われます。
そして、
その後ロースクールに進学した時に、
趣旨規範本では物足りないな、
と思ったら、自分で補足する、
という勉強法が効率的かと思います。
あなたが今からすべきことは、
基本書または予備校の趣旨規範本を
買って、法律の趣旨から条文を
理解することです。
第3 まとめ
いかがだったでしょう。
条文と趣旨規範を覚えることは
大変な作業ではありますが、
法的三段論法には欠かせない、
ひいては、法律家の文章を書くには
欠かせないものだということが
理解して頂けたら幸いです。
そして、司法試験においても、
条文とその趣旨の
理解を示せている答案が、
一定の高い評価を得られる答案だ、
という点も、おさえて頂けたら、
と思います。
それでは、また次の投稿で
お会いしましょう!
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